2020年7月17日金曜日

ホテル一畑の鉄板コースに料理の神髄を物思う

料理は出来立てをすぐに出す、これに尽きる。

うどんは打ち立て、切りたて、湯がきたて、

ステーキは、焼き立てであるが、フライパンであれば少なくとも、焼いた時間と同程度の休ませる時間が欠かせない、

だが、日本の生んだ究極のステーキ、鉄板コースでは、

この休ませる時間を取る必要性が非常に低下する、

鉄板コースでプライパン並に休ませたステーキの凄さは、

はい、ホテル一畑の総料理長さんの凄腕を魅せられて、

はい、感服いたしました。

鉄板は、日本が産み出した究極の料理法です。

出来立てを、対象に合わせて最高のタイミングで供給する、

故に、失敗したら最悪の料理方法でもあります。

恐ろしい料理法故に、挑戦者の心を容易く折り勝ちな手法で

おい、兄ちゃん、お前のやって居る仕事の恐ろしさ、

何処まで理解してるんだ?

子供は正直だぞ、お前の焼いたサーロインが不味い、

だから、残しただけだろうが。

其処を理解出来るか、出来ないまま見逃すか、

恐ろしいよなぁ、無言のまま意思表示する客を、

理解して対応するか、見逃すか、、、

辻あべのが教えられない恐ろし過ぎる客への対応を、

どうするかで、あんたの10年先、20年先、30年先が

決まってしまうんだ。

恐らく、こんな変なおさ~んのブログなど見るホテル関係者なぞ居やしまい、

バターを使いながら、焦がしバターの有害性を理解して、排除する必然性と、

鉄板前の客を観察しながら、その客に合わせた焼き具合でステーキを供給する過酷さ、

そうなんだよ、屋台のオヤジがラーメンを喰う客に合わせて醤油の添加量を加減する神技と同レベルの行為を求められているという事を、

鉄板の前に立つ職人はそれほどに高いレベルで行為と判断を求められている、

そんな事実を理解している若い職人がどの位いるんだろうかなぁ?

客?求めるだけだ、気楽なもんよ、、

供給する側にだけ求められる高い領域を理解してくれよ、

そして、自分の弟子達に其処を理解させてくれよ、

世代を超えた技術の伝承、

筑紫舞ではなぁ、

技を伝えなければ地獄に堕ちるぞ!

と伝えてるんだぞ、、

直接伝えられるのは三割だな、、受けられなかった馬鹿なら
仕方が無いわな、、、

きっつい事を求めるが、、、

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