2020年7月6日月曜日

ダムを否定する熊本県に物思う

ダムに依らない治水をすすめるって、

急峻な球磨川、そして広大な上流域を抱える人吉盆地、

緑のダムの形成には、落葉樹の植林から、豊かな植生の確保・分厚い腐葉土の形成に至る長い時間が掛かるのだが、

お馬鹿なモンは杉・桧の人工林を緑のダムと思ってないか?

新聞記者や、報道関係者が、そんな事を知らない筈も無いから、

衆愚を騙す気満々でやったな、

五木村の後背地は、保水力皆無の人工林だが、

砂防ダムの砂抜から始まり、植林、下層植生の再生、

緑のダム整備、何もしていない筈は無いよな、

自分達で緑のダム含めて、ダムに依らない治水計画を叫んでいるんだから、

そして緑のダムが形成されるまでの長い時間は、

人吉盆地は、人吉遊水地になって、下流を護る存在になる。

流石に、効果が不足して、下流域に被害が出ちまった。

もうちょっと、人吉遊水地が効果的に働く必要があったが

そうなると、人吉遊水地からもっと住民を退去させとかんとならんが、、、

熊本県のダムに依らない治水は、何をしているんだろう?

球磨川整備は岩盤メインだし、急流下り・ラフティング業者が抵抗するから、無理だろうし、、、

蒲島知事は洪水との共生を標榜して居られるから、

人吉市・球磨村の方々には洪水と仲良くしてもらうしかない、

人吉市の市長さんも覚悟を決めて、ダム反対を叫んでおられるし、、

人吉遊水地は後何年洪水と共生していかねばならないのだろうか?

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