2017年9月30日土曜日

喰えなくなった自動車工場に物思う

自動車整備工場の仕事は、

車検とオイル交換だったけか?

オイル交換は、原価が異常に低いエンジンオイルだけに、ぼろ儲けであった。

車検に至っては、激高整備とか、交換せんでも金だけ貰う業者とか居て、

タイヤ交換も異常に儲かる仕事だった。

しかし、、、

ユーザー車検で、如何に自動車屋にぼろ儲けさせていたか、

フルード交換せんでも交換しました!

整備せんでも、整備しましたぁ!と金取るペーパー車検業者は後を絶たない。

エンジンオイル交換してもらって、

ペーパー車検通して、その時にタイヤ交換しときゃあ、

ぼろ儲けだったんだが、、

まずは、欧州のメーカーがエンジンオイルのロングドレイン化を始め、

2万キロに1回と打ち出して、

BMWは1年か、3万キロと打ち出してしまった。

これが、オイル交換で喰ってきたカー用品店の息の根を止めた。

ユーザー車検が車検整備で喰ってきた自動車整備工場の息の根を止めた。

アジアンタイヤが、カー用品店と自動車整備工場の息の根を止めた。

同時に、各メーカーが整備の簡略化、整備作業の廃止を続行中だ。

すでに、トヨタはブレーキのエア抜作業とキャリパー分解を廃止した。

どんどん、整備するところが無くなっていくし、、

オートマフルード交換の全廃を実行しているアイシン、、

整備するトコロも無くなり、消耗品も長寿命化され、

自動車整備工場の仕事が無くなっていくのだ、、

加えて、樹脂部品の多用で、分解整備≒部品崩壊なので、整備を忌避するんだよね。

ブレーキも減らないし、ダストも出ないトヨタのハイブリッド、

消耗品は、ガソリンとタイヤ位になって来て、

総支出は下がって、凄く助かるから、オッケーなんだが、、、

逆に言うと、、如何に自動車産業が大衆を食い物にしてきたかって事なんだよ。

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