2018年12月12日水曜日

化石燃料専用車両の生産中止表明に物思う

何処の御国でも、

化石燃料専用車両の生産をいついつまでに生産中止します!

と、意思表示する事が

パリ条約と、地球温暖化に対する唯一の免罪符みたいに、

流行って居ます。

ここで、思い起こして頂きたいのは、

国鉄に於ける同様の行為が、嘗て行われ、成功した歴史があるのです。

ノスタルジックに愛されるSL、蒸気機関車は、

石炭と言う化石燃料を浪費し、

周囲に煤煙と臭気をまき散らす環境汚染ナンバーワン!

な、存在だった訳です。

これを、電化する事で、走行経費は半減し、

長大トンネルで発生していた窓閉めて!の一斉行動や、

運転者の窒息死も無くなった訳です。

これの、自動車版が現在進行中の電気自動車導入と、

プラグインハイブリッド化で、

そうする事で、自家用車によるガソリン・軽油消費量を、

大幅に削減する事が目的なんですけれど、

みんな電気自動車は使いにくいって分かってますから、

補助金無しには誰も買いません。

ディーゼルは、燃料税が高いトコでしか成立しえない、

アメリカがガソリン税をブチ値上げして、

プラグインハイブリッドや、シリーズハイブリッドでも、

燃費を向上させる事が目的ですから、

ハイブリッドの燃費が、軽自動車と同程度に過ぎない今、

どうしてもプラグイン化がどうしても必要になる訳です。

ガソリン車両も燃費向上・消費行動の変革で

ガソリンスタンドが半減した日本の実情を見ていると、

日産リーフが電気自動車はすぐに劣化する事実を周知させ、

言ってる距離の半分しか走らない詐欺自動車という印象を与えた愚行の結果、

改善されても、一般大衆は雪崩を打っての購買行動には走りません。

計算してみると、ハイブリッドですらガソリン代減少分で、

価格差を相殺するには、数年かかる訳でなかなか、、、

電気自動車に至っては、長時間充電行動が忌避される原因になっていますし、、、

そうなると、減価償却とかを勘案して、受容可能なのは、

尿素水利用のディーゼルか、マイルドハイブリッド程度、

ガソリン・ディーゼルの化石燃料専用車両が今後も使用されていく訳ですね。

故に、法律で制限せざるを得ない、苦渋の選択が、

化石燃料車両の生産中止を叫ぶ各国政府の表明であって、

進歩している筈の電気自動車性能向上が進んで居ない事実の暴露でもある訳です。

つまり、今、プラグインハイブリッドや電気自動車は、

買うべきでは無いレベルに留まって居るという事ですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿