2015年7月25日土曜日

ダウンサイジングのみ先行させて軽量化を並行させなかったVWに物思う

エンジンのダウンサイジングに熱中したVWである。

小排気量ターボエンジンでも、

低回転域のトルクを大排気量ノンターボエンジン並みに引き上げれば、

熱効率の向上もあいまって、燃費は良くなるぞ!

でも、その結果、薄めのトルク、、というか、加速時にトルクの余裕が無くて、

加速にちょっと気持ち良さが欠けてしまった。

ポロのGTIが、1800Cccになっている。

ゴルフのGTIが、2000ccになっている。

普通のポロは1000ccへ、普通のゴルフは1200ccへ、、

エンジンのダウンサイジングと共に、ボディの軽量化が並行していれば、、


でも、ボディの軽量化が過激化していない、、、

事故時の安全性確保で、サイドシルは分厚くなり、

インサイドミニマム、アウトサイドマキシムになって、居住性は劣化した。

同時に車両重量は、どんどん重くなってきている。

ゴルフの場合、

780キロから、1320キロまで増加して、現在1205キロまで減量された、

日本車は命無用の軽量化で、頑張ったが、、、

事故が恐ろしいドイツ車は、質実剛健!燃費無用の重厚化である。

そして、日本車もNHKのニーカッター報道で重厚化に進路変更したが、

エンジンのダウンサイジングは進んでも、ボディのダウンサイジングは無視、


その結果、バランスをエンジンのダウンサイジングに振り過ぎたVWは、

次第に見放され始めた。

ぬるいのだ、、今のVW、、






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