商品の寿命が長いと、商売は破綻する。
醸造用の木桶が良い例か?
寿命は100年、組み直せば何年でも、、、
そこで、継いだり、組み替えたり、色々なメンテが必要になる木造建築物だと、何とか生きて行けるし、
定期的に整備・修理する錦帯橋も、40年ごとの掛け換えで技術を継承し、同時に関係会社への配慮も忘れない。
各種の搾油に使われる玉絞り機と言えば末次鉄工所、使って居るトコロはあるが、会社は影も形も無いし、ユーザーは100年以上使って居るし、新品が売れない会社はどうやって食って行くのだ?
最期の桶屋さんも廃業だ、、
寿命が長すぎる商品を作ったトコは、必ず終わる。
最近ではフライス盤が売れなくなって作って居たメーカーは倒産したなぁ、ボール盤もそうだ、旋盤も国産のマトモな奴は無くなった、
金型フライスは牧野が注文入ったら作ってくれるが、町工場のジグボーラーの異名がある位に、精度も耐久性もピカイチなんだが、もう新規注文もほとんどないという。
幕末期の旋盤なんかは第二次世界大戦後まで使用されたモノすらある。商品寿命が長過ぎたのだ。
ブレイクスルーで一気に全てが変わっても、商品の更新がされないと、メーカーは喰えなくなって、無くなるしか無いのだ。
昭和にメカは究極に達して、終わった、、、関係した部署も消滅した。寿命が長過ぎる商品を作ると、自殺と同義語になってしまうのだ。
同様に90年代に自動車機構部分はほぼ完成し、電子制御で生きながらえて居るか、、
だが樹脂部品を採用した世代は、樹脂部品の耐久性が車の耐久性とイコールになり、
樹脂グレードを下げた事で5年で車は終わる様になって、崩御する樹脂部品で修理を断念するメカニックとオーナーがほとんどになった。
故に3年で車は終わると嘯くセールスも増えた、メカニックは2回目の車検など通したくないのが正直なところだろう。
触れば崩御するコネクター類、車を右から左に流すのが一番でメンテナンスは他所に放り投げたいのが、ディーラーの偽らざるトコだ。
在庫圧縮で部品がすぐには入らないしね、
クルマを売る方なら、3年で車を買い替えて貰う、下取った車はオークションに流して、
乗らないオーナーに車を売るのが一番だ、車検も部品交換無しで済むし、ブレーキ分解出来ない車も増えた、今じゃ45分車検は普通に成立するんだよ、走って居ないから、部品交換なんか不要だもん。
5年で世代交代させるのが、一番だ。そこまでなら、部品入手も容易だし、在庫も圧縮出来る。
7年くらいして、走って居ない車が出て来るが、値段は付かない、売る方も困るのだ、、メンテしようにも、メンテし切らんからな。
パソコンの更新パターンが商品の更新サイクルとしては一番なんだが、そんな中でも世間の波から超越したまま今も356のPC-9800を使ってMS-DOSで稼働させている奴が要る。
コンパクトフラッシュを使って無理矢理修理したが、そろそろ部品も無いのだが、、また、来るかな?133MHzPC-9800はまだ捨てられないぜ、、サポート用に冶具・道具・工具を無駄に持っておかねばならんモンの身にもなってみぃ!
みんなすぐに買い替えて、重整備なんかせんままに、どんどん中古が輸出されて、自分達に関わらない様にして欲しい!それが、メーカーの偽らざる本音なのだ。
こちらは実名晒してお願いしてるんですけど
返信削除匿名で ありもしない事書かれて
非常に迷惑してるんですが
早く 削除してくださいよ